来年開館20年、福島市の「こむこむ」 設備を全面的に改装へ 子どもの遊び場の拠点にリニューアル
福島市は市内早稲町にある市子どもの夢を育む施設「こむこむ」の館内設備を全面的に改装する方針を固めた。子どもたちの居場所や遊び場としてさらに利用しやすい施設を目指す。20日、木幡浩市長が定例記者会見で明らかにした。 子育て世代などから、中心市街地に子どもの遊び場が不足しているとの声が多く寄せられているのを受けた対応。館内には親子で自由に遊べる「のびのび広場」が設けられているが、利用できるのは乳幼児と保護者のみで、スペースも限られている。 具体的な改修内容や日程は未定。ワークショップなどを通じて市民のニーズを把握し、整備の方向性を決める方針。木幡市長は「子どもの居場所や遊び場の拠点施設となるようにリニューアルしていきたい」と話した。 こむこむは2005(平成17)年にオープンした。来年7月で開館20年を迎える。 (県北版)