1クラス分の個人情報ファイルを紛失 大阪市立小学校の児童35人の住所や家族構成など記載 担任は「戻したかどうか自信がない」
大阪市教育委員会は、市立小学校で3年生のクラス35人分の氏名や住所などを記載したファイルを紛失したと発表しました。 大阪市教育委員会によりますと4月25日、市立小学校の3年の担任教師が欠席した児童の自宅に電話をするため、児童の個人情報が載っている「家庭状況調査ファイル」を保管庫から取り出しました。 別の教師が翌26日、ファイルを取りだそうとしたところ、保管庫から無くなっていたということです。 その後、全ての教職員で校内を捜索しましたがファイルは見つからず、校長は7日紛失したと判断し、教育委員会に報告しました。 「家庭状況調査ファイル」には、3年生の児童35人分の氏名、生年月日、連絡先、家族構成が記載されていて、担任教師は「保管庫に戻したかどうか自信がない」と話しているということです。 教育委員会はこの小学校に対し、個人情報を含む文書などを使用する際は管理職が台帳にサインするなど管理を徹底するよう指導したといい、今後警察に遺失届を提出する方針です。
ABCテレビ