元タレントの田代まさしさんが会見「薬物依存は梅干しを見たらよだれが出るようなもの」(動画あり)
THE PAGE
覚せい剤取締法違反で逮捕され、実刑判決を受け、刑期を終えた元タレントの田代まさしさんが18日、都内で会見をおこない、「芸能界復帰は、いまは考えていない。まずは、自分のために薬物依存から抜け出したい」と語った。
田代さんには、11年7月に、覚せい剤取締法違反の罪で懲役3年6月の実刑判決が下された。昨年7月に約3年半の刑期を終えて刑務所から出所。出所後は、薬物依存症のリハビリ施設「ダルク」で、依存症に苦しむダルクのメンバーの支援を続けていた。 田代さんは、薬物依存の怖さについて、「梅干しを見たときに自然によだれが出るのと同じ。自分に接触してきた人に薬物を見せられてしまうと、脳が動いてしまって、一回ぐらいいいだろうと思ってしまう」と説明。また、芸能界への復帰については、現時点では考えていないとした上で、「ファンのため、周りの人のためではない。まずは、自分のために、薬物をやらない自分を、日々、続けていくしかない」と語った。 この会見は、今月末に発売予定の田代さんの著書の出版記念イベントの一環として行われ、日本ダルク本部の代表・近藤恒夫氏も出席した。 ※会見の動画はこのページのプレイヤーからご覧頂けます。