能登半島地震、関連死112人に 21人を追加認定
石川県珠洲市、七尾市、能登町は9日、能登半島地震の災害関連死として計21人を追加認定したと発表した。避難中に体調を崩すなどして亡くなった。関連死の正式認定は新潟市の2人を合わせて累計112人。地震の犠牲者は、家屋倒壊などによる直接死と合わせて計341人となった。 石川県内では、地震との因果関係が十分証明されていないとして継続審査中のケースがある。追加申請も相次ぎ、さらに増える可能性がある。 認定の内訳は珠洲市8人、七尾市6人、能登町7人。 関連死に認定された人の遺族には、災害弔慰金支給法に基づき最大500万円が支給される。