海田町“遺体なき強盗致死”共謀の受刑者が証人尋問 広島
男女7人が逮捕された海田町の強盗致死事件で、強盗致死や死体遺棄の罪に問われている女の裁判で証人尋問が行われました。 被告の女(44)は2022年6月、海田町の事務所で被告の男と共謀し、男性(当時71)を脅迫するなどして現金11万円を奪い取ったうえ死亡させ、遺体を遺棄した罪に問われています。 26日の裁判では、監禁や強盗、死体遺棄の罪で懲役6年の実刑判決が確定している受刑者の証人尋問が行われました。 受刑者は検察側に「被害者が亡くなったことを確認した後、被告にその事実を伝えたか」と問われ、「(男性の名前)死んじゃいました」と被告に伝えたと証言しました。 被告はこれまでの裁判で「何かを無理やり運ばされたが男性だと知らなかった」という主張していました。 証人尋問は27日以降も続き、判決は来月11日を予定しています。