体重48キロ→74キロに増量、「バストが邪魔」と考えることも…グラドルから競輪選手に転身した日野未来(31)が語る、レースにかける“熱い想い”
「選手をやった後は馬主になりたい」
ーー今後の夢についても教えてください。 日野 選手でいる間は年末にあるガールズグランプリに出場し、優勝するのが目標です。今、選手として生き残っているのが不思議なぐらいで、グランプリに出場するためにはもっともっと努力をしないといけないなと思います。 ここまでやり切ったって思うぐらい選手をやった後は、馬主になって地方競馬に走らせたいなと思っています。ばんえい競馬の馬を持ちたいんです。 ーーばんえい競馬ですか。 日野 レースで優勝できたので、そのお金を持ってばんえい競馬で賭けようと帯広競馬場に行ったんですが、生でレースを見たらばん馬の顔がめちゃくちゃかわいかったんです。でも体はムキムキで競輪選手みたいだったんですよ。「かわいくてムキムキって、私の憧れだな」と思って。一緒に歩きながら馬を応援できるというのもいいですし、昔は荷物を運搬するのを支えたばん馬が、今はこうやって唯一帯広でしか見れない公営競技として愛されてる所に惹かれました。 ただ、ばんえい競馬について知っている人がなかなかいないので、競輪のファンの方をばんえい競馬のファンにできたらって思っています。 私は結婚願望がなくて、子供が欲しいという願望もないんで、馬が欲しいです。北海道の帯広競馬場だけでしかやってないので、いつか帯広に住みたいです。 ーー何歳までに引退するとか考えはあるんですか。 日野 全く考えていないです。もう辞めたいと思った日に辞めます。それがもし今日だったら今日辞めます。本当に自分の心に正直に生きているので。なぜなら、練習をしなくなったり中途半端な気持ちでお客様のお金を背負って走ることは絶対にしたくないので。 ーーガールズケイリンはまだまだ選手が足りていないと言われています。 日野 私もグラドルから競輪選手になりましたし、誰でも挑戦できるよっていうことをアピールして、女の子で競輪で走りたいという子を増やしたいです。女子だけでできる開催がもっと増やせたら嬉しいですよね。 やる気のある子だったら絶対向くと思います。挑戦したいけれど、でも周りに反対されるかもとか思っている子がいたら、とりあえずやってみてほしい。スポーツ経験がなくても、自転車には乗れます。私がその証明です。
徳重 龍徳
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