胃袋の状態でわかる「認知症予備軍」は?
「頭の回転が速くなる」「誰でも脳の機能が向上しそう」「脳の老化防止に使える」「ゲーム感覚で小学生でも楽しめる」「たとえるなら、脳のストレッチ」「集中力や記憶力が伸びた」などの声が届いた、くり返し楽しんで使える『1分間瞬読ドリル』は、何歳からでも6つの力が飛躍的に伸びます。間違ってもOK。1分間で与えられた課題を見ていくだけで、「記憶力」「思考力」「判断力」「読解力」「集中力」「発想力」が抜群にあがります。 子どもには、これから必要とされる「考える力」や勉強脳が磨かれ、覚えに不安があるシニアはボケ防止に使える、そして、大人は脳機能を高めていくことができるのです。10歳から100歳まで、誰でも簡単に続けられる『1分間瞬読ドリル』で、脳をよくしていきましょう! ● 脳と体の健康を守る食事習慣 「今日も遅くなったから、夜ごはんは21時過ぎだ」 「仕事が終わってホッとすると、ついつい揚げ物やこってりしたものを選んでしまう」 こんな食生活が習慣になっていませんか。じつは、21時以降の食事が多く、油っこいものをよく食べる人は、認知症予備軍の可能性があります。 夜遅い時間に食事をすると、消化にエネルギーが使われて脳や体がしっかり休めなくなります。その結果、脳が情報を整理して記憶を定着させる働きが妨げられてしまいます。さらに、脂っこい食べ物は血流を悪くし、脳に必要な酸素や栄養が届きにくくなることがあります。その上、遅い時間に食べると胃が活動を続けるため、睡眠が浅くなりやすくなります。十分に深い眠りがとれないと、脳がしっかり休めません。これが続くと、認知機能が低下するリスクがかなり高まります。 ですが、夜遅い食事を改善するだけで、脳と体の健康を守ることができるのです。 ● 1. 夕食を20時までに済ませる できるだけ20時までに夕食を済ませるのが理想です。しかし、忙しい毎日の中で、どうしても遅くなってしまう場合もありますよね。そんなときは、夜遅い時間は消化の負担が少ない食べ物を選びましょう。サラダやスープ、魚や豆腐などがおすすめです。また、夕食に軽食を食べるなどの工夫で、夜の食欲を抑えることができます。 ● 2. 油ものを控え、バランスのいい食事にする 高脂肪の食事を控えることで、脳や血管への負担を減らすことができます。揚げ物ではなく、焼き物や蒸し物を選んだり、野菜や魚を中心にした食事を心がけましょう。 ● 3. 夜遅く食べるときは、量を減らす どうしても21時以降に食べる場合は、食べる量を少なくするのがポイントです。満腹になるまで食べるのではなく、「少し物足りない」くらいで止めましょう。主食を減らし、たんぱく質や野菜を多めに取ったり、デザートやアルコールは避けるようにしましょう。 「まだ若いから大丈夫」と思っていると、気づかないうちに脳に負担をかけてしまうことがあります。仕事が忙しい人にこそ、若いうちから脳の健康を守る習慣をつけましょう。そこでもうひとつオススメなのが『1分間瞬読ドリル』。短い時間で脳に集中する習慣をつけることができる脳トレです。たった1分間で、記憶力や判断力を鍛えながら脳を活性化させることができます。食事習慣を見直すと同時に、集中力や判断力を効率よく鍛えましょう。 *本記事は、『1分間瞬読ドリル』の著者による書き下ろしです。
山中恵美子