2024年6月、銀行「預金金利」は何%になった? メガバンク・大手地銀・ネットバンクで比較してみた(海外)
大手地方銀行も無風状態をキープ
大手地方銀行 普通預金金利 定期預金金利 5年定期 10年定期 横浜銀行 0.020% 0.025%~0.300% 0.200% 0.300% 千葉銀行 0.020% 0.025%~0.300% 0.200% 0.300% 静岡銀行 0.020% 0.025%~0.300% 0.200% 0.300% 常陽銀行 0.020% 0.025%~0.300% 0.200% 0.300% 京都銀行 0.020% 0.025%~0.300% 0.200% - 福岡銀行 0.020% 0.025%~0.300% 0.200% 0.300% ※2024年6月17日現在。太字が前回調査(4月27日)より金利が上昇した箇所。 3月のマイナス金利政策の解除後、タイミングこそバラつきが見られたが、4月の後半までにはメガバンクとまったく同じ水準にしてきた大手地方銀行たち。メガバンク同様、前回調査時と完全に一致するデータとなった。
ネットバンクには少し有利な設定も
インターネット専業銀行 普通預金金利 定期預金金利 5年定期 10年定期 PayPay銀行 0.030% 0.050%~0.300% 0.200% 0.300% ソニー銀行 0.050% 0.050%~0.350% 0.200% 0.350% 楽天銀行 0.020% 0.020% 0.020% 0.020% 住信SBI銀行 0.020% 0.030%~0.400% 0.400% - auじぶん銀行 0.030% 0.030%~0.550% 0.550% - 大和ネクスト銀行 0.020% 0.050%~0.200% 0.200% - みんなの銀行 0.020% 0.100%(貯蓄貯金) - - UI銀行 0.100% 0.120%~0.200% 0.200% - GMOあおぞらネット銀行 0.020% 0.020%~0.040% 0.040% 0.040% ※2024年6月17日現在。太字が前回調査(4月27日)より金利が上昇した箇所。 いっぽう、マイナス金利政策の解除後も動きが緩やかであったり、あるいはまったく対応していないように見受けられたりする銀行も散見されるのが、ネットバンクだ。他行と横並びになりがちな金利水準より、独自サービスで勝負する個性的な銀行が存在していることのあらわれなのかもしれない。 もちろん、三菱UFJ銀行と同タイミングで預金金利引き上げを実施したPayPay銀行をはじめ、楽天銀行や住信SBI銀行、auじぶん銀行などではわずかながらメガバンクよりも有利な金利設定が見受けられる。 すこしでも預金金利が高い銀行を見つけたい、という人は現在のネットバンク金利を一度チェックしてみるのが良いだろう。