府中発ロックバンド「kobore」がニューアルバム 来年は全国ツアーも
府中発の4人組ギターロックバンド「kobore(コボレ)」が11月27日、日本コロムビアから5枚目となるアルバム「FLARE(フレア)」をリリースした。(調布経済新聞) 府中東高校の生徒だったメンバーらが卒業ライブのため2015(平成27)年に結成したロックバンド。ライブハウス「府中Fright(フライト)」(府中市緑町)を拠点に全国でライブ活動を続け、結成5年目の2020年、アルバム「風景になって」をリリースしメジャーデビューを果たした。メンバーは、ボーカルギター・佐藤赳(たける)さん、ギターコーラス・安藤太一さん、ベース・田中そらさん、ドラム・伊藤克起さんの4人。 前アルバムから1年8カ月ぶりとなる同アルバムは、ライブハウスで盛り上がる曲からバラードなラブソングまで16曲を収録する。収録曲の「36.5」は、現在、全国各地で公開されている映画「ココでのはなし」の主題歌として「kobore」が書き下ろしたもの。 作詞を手がけるボーカルの佐藤さんは調布の出身。「今回のアルバムは前作を超える16曲入りの集大成。調布市で育ち、育まれたこの感性を詰め込んだ一枚が無事にリリースできた。どこに居ても何をしていても、このアルバムがきっとあなたの日常を照らすはず。とても良いものができたので、ぜひ『kobore』の世界をのぞいてくれたらうれしい」と話す。 11月3日、地元・府中で開催された「馬場大門のケヤキ並木国天然記念物指定100周年記念フェスティバル」にゲストとして出演。府中市民が集うケヤキ並木のステージでライブパフォーマンスを行った。バンド結成時から変わらず直接音楽を届けるスタイルを貫き、全国各地のライブハウスやフェスを中心に活動しファンを増やしてきた。来年は、1月25日の千葉を皮切りに4月5日の東京まで、21都道府県を巡る全国ツアー「FLARE TOUR 2025」を行う。 ベースの田中さんは「きらびやかな熱狂を胸に秘めツアーを回っていきたい。僕たちがいつも求めているのは、一瞬で生まれ散っていくえたいの知れない喜びを心や体にすり込むことだけ。ぜひライブに来ていただいて喜びを分かち合えれば」と話す。 CDの価格は、通常盤=3,000円、初回限定生産盤=5,000円(以上、税別)。
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