プレシーズンで好調なレアルのアルダ・ギュレル 指揮官も絶賛「特別な才能がある」
19歳のヤングスター
新シーズンに向けてアメリカ遠征を実施中のレアル・マドリードは、7月31日(現地時間)に行われたACミランとのプレシーズンマッチに0-1で敗れた。 しかし、この試合に出場したアルダ・ギュレルは好パフォーマンスを披露し、スペイン紙『AS』も「今のレアルで最もコンディションの良い選手」と評している。 トルコ代表の一員としてEURO2024に参加していたギュレルだが、疲労の蓄積もなく、さらに以前より成長してチームに戻って来た。このことを指揮官のカルロ・アンチェロッティ監督もミラン戦後に称賛している。 「彼はとても良い状態でチームに戻って来た。休暇中にもハードワークを続けていたのだろう。以前と同じクオリティに加えて、より強くて粘り強くなって帰って来てくれた」(ドイツ紙『Sport Bild』より) また。アンチェロッティ監督は、ギュレルが新シーズンで一気にブレイクする可能性があるとも語っている。 「次のシーズンは彼にとって重要になるだろう。アルダのベストポジションはライン間で、彼はトップ下もしくは右サイドでプレイできる。将来的にはレアルの中盤を担う一人になれるはずだ」 「彼が相手ゴールの近くでプレイすることは、チームにとって大きな助けとなる。効果的な存在となって狭いスペースでもたくさんのゴールを決めることができるからね。彼には特別な才能がある。それは彼が相手ゴールに近づくことで最も発揮されるものだ」 既にトルコ代表では必要不可欠な存在となっているギュレルだが、現在の状態を維持して新シーズンを迎えることができれば、アンチェロッティ監督の期待通りレアルでも主力選手としての立ち位置を確立できるかもしれない。
構成/ザ・ワールド編集部