職場の昼食は、改札内の「500円」で食べられる蕎麦屋に行きたいです。改札内に入る場合、「入場券」は必要でしょうか? 会社付近はどこも高いです…
最近は駅の改札内に安くておいしい飲食店がたくさんあります。昼食代を節約するために、改札内の蕎麦屋に行きたいけれど、どうやって改札内に入ればいいのかが分からないという人がいるかもしれません。 ▼職場のランチ代節約したい!「おにぎり」だけは栄養的にNG? 節約効果も検証 そこで本記事では「食事や買い物目的で改札内に入るためにはどうしたらいいのか」について詳しく解説します。
会社員の昼食代の平均額とは?
ランチ代を考えるにあたって、周りの人たちがどのくらいランチ代に使っているのか気になる人もいるかもしれません。株式会社SBI新生銀行の「2023年 会社員のお小遣い調査」によると、男性会社員の昼食代は1日平均で624円、女性会社員は696円となっています。年代別の1日の平均昼食代は図表1の通りです。 図表1
株式会社SBI新生銀行 2023年 会社員のお小遣い調査より筆者作成 この結果を見ると、どの年代も570円~730円の中で昼食を抑えていることが分かります。特に50代の男性会社員の昼食代の平均が一番安く、574円という金額となっています。 外食でも工夫をしない限りは昼食代を500円以内に抑えることは難しい可能性がありますが、改札内で500円でおいしいおそばが気軽に食べられるというのは、昼食代を平均よりも安く抑えられており、魅力的だといえるでしょう。
改札内の蕎麦屋に行くためにはどうしたらいいの?
結論から言うと、電車に乗るのではなく駅構内の施設を利用する場合には「入場券」が必要です。乗車券は電車に乗って出発駅から目的地までの区間を移動するための券ですが、入場券は電車に乗って移動することはしないけれど、駅での見送りや出迎え・構内の施設での食事や買い物をするための券となります。 駅の使用目的に応じて、必要な券が入場券なのか乗車券なのか変わってくることを押さえておきましょう。今回のケースは電車には乗らず、構内での食事を目的とするため「入場券」を購入する必要があります。
入場券ってどこで買うの? いくらするの?
入場券についてもっと詳しく知りたいという人のために、今回はJRの入場券の購入場所や料金について説明します。入場券はみどりの窓口か自動券売機にて販売されていますが、入場券を買わなくても所有しているSuicaで入場することが可能です。 ただし入場券には有効時間が定められており、入場券を券売機で購入した場合もSuicaで改札内に入った場合も、発券時刻から2時間以内が券の有効時間となっています。2時間を超えると、超えた時間に対して2時間ごとに入場料金が追加請求されるため、注意しましょう。入場券の料金は地域によって異なっており、料金は図表1の通りです。 図表2