名古屋市教委の金品授受問題 職員20人を減給など処分 直近7年間で総額1300万円以上の金品授受
中京テレビNEWS
名古屋市教育委員会が推薦名簿と金品を受け取っていたなどの問題で、教育委員会は職員20人に対し減給などの処分を行いました。 この問題は、市教委が直近7年間で総額1300万円以上の金品を推薦名簿とともに受け取ったほか、市教委のOBに人事異動案を見せる「内覧」を行っていたものです。 市教委は8日付けで6年間で280万円の金品を受け取るなどしていた局長級の62歳の男性職員を減給1か月の懲戒処分としました。 また、市立学校の校長を務める60歳の男性職員を含め、5人を戒告処分、教育長を含め14人を文書訓戒や口頭訓戒としました。 今回の問題についてはすでに退職した元職員も関係していましたが、退職者は地方公務員法による処分の対象にはならず、処分は行われていません。