「一緒に投資を」「必ずもうかる」 秋田市の60代女性が詐欺の被害に 現金と暗号資産で1100万円あまりだまし取られる
秋田東警察署は23日、秋田市に住む60代の女性がスマートフォンで知り合った相手に現金2万5000円と暗号資産約1105万円相当をだまし取られたと発表しました。 この女性は11月上旬ごろ、スマートフォンでネットニュースを見ていたところ、投資に関する記事を見つけました。記事に添付されていたURLをクリックすると、電話番号の入力を求められ、自身のスマートフォンの電話番号を入力しました。 すると相手から電話があり、「一緒に投資をやって行きましょう」「少額からでもできますよ」などと誘われ、投資をするためのアプリが送られてきました。 女性はこのアプリに登録し、相手の指示に従い現金2万5000円を入金したところ、アプリ上で利益が出たような表示を見ました。 その後、相手から「2万5000円ではもうけが少ない。必ずもうかる」などと言われ、投資額を増やすよう誘われました。 女性は4回にわたり暗号資産約1105万円相当を送金してしまい、だまし取られたということです。 警察は「簡単にもうかるなどといったメッセージが送られてきたり、広告サイトからSNSに誘導され、投資名目で現金をだまし取られる被害が全国で発生している。このような勧誘があった場合、一人で判断せずすぐに警察に通報を」と呼び掛けています。
IBC岩手放送