水川あさみ、台湾でドラマ撮影「お弁当がとてもおいしい」 温かい食事に感激
(台北中央社)台湾ドラマ「零日攻擊 ZERO DAY」の撮影のために訪台した俳優の水川あさみが22日、台北市内で合同取材会に出席した。水川は、台湾の撮影現場は「お弁当がとってもおいしい」と笑顔を見せ、特に鶏もも肉の弁当を気に入ったことを明かした。 「零日攻擊」は台湾海峡戦争を題材にしたドラマ。香港のチャップマン・トウ (杜汶沢)や台湾のリェン・ユーハン(連兪涵)、カイザー・チュアン(荘凱勛)ら豪華キャストが集結し、日本からは高橋一生も出演する。 「日本以外の国でお芝居をするのは初めての試み」という水川。出演の決め手の一つには「政治をエンターテインメントとして落とし込んでいることの面白さ」にあったと語った。 日本の撮影現場と大きく違うのは弁当だと話し、日本は決まったものが出される一方で、台湾は食事を自分で選べ、温かいものを食べられるのが「とてもありがたい」と語った。また、台湾の「飯糰」(ファントゥアン)というもち米で作ったおにぎりが好きだと話し、日本でも広まるよう期待を寄せた。また、プライベートで台湾を訪れ、観光したいと願った。 同作でのせりふは「ほとんど台湾華語(中国語)」で、脚本を手にしてから撮影に入るまでの中国語の練習に励んだ。当初は言葉の関係で他の俳優とコミュニケーションを取れるかどうか心配だったと告白しつつ、実際に撮影が始まると「言語が分からないのに通じ合う瞬間が、やはりお芝居をしているとある」と感じたとし、「芝居の楽しさの根本を今回の現場で改めて発見した」と感慨深げに話した。 同作は来月クランクアップ予定。全10話で、早ければ来年第1四半期(1~3月)に完成する見込みだという。 (洪素津/編集:名切千絵)