【ラグビー】リーグワン3部首位・日野RDの昇格決定。2部ではGR東葛とRH大阪が競り合いを制す。
レッドハリケーンズは、岩手・いわぎんスタジアムで日本製鉄釜石シーウェイブスと対戦し、38-33で競り勝った。 レッドハリケーンズは56分(後半16分)に逆転されたが、その6分後、モールでゴールに迫り、最後は主将のFL杉下暢がパワーでインゴールに押さえ、再びリードを奪った。70分にはNO8ジョシュ・フェナーがタックルされながらも倒れず、ゴールへ力走し追加点を獲得。 一方、粘るシーウェイブスは、76分にパワフルなCTB石垣航平が次々とディフェンダーを振りきってトライを奪い返し、FB中村良真のコンバージョンも成功で5点差に詰めた。そして試合間際、自陣深くから果敢に攻め上がって巨漢NO8セタ・コロイタマナが力強い走りでゲインし、パスをもらったWTB阿部竜二がゴールへ駆け抜け、劇的なドラマになるかと思われたが、TMO(テレビジョン・マッチ・オフィシャル)で確認した結果、コロイタマナのパスはスローフォワードと判定され、トライキャンセル。最後のスクラムでシーウェイブスは必死にプレッシャーをかけたものの、ボールを奪い返すことはできず、ノーサイドとなった。 レッドハリケーンズはこれで3勝6敗、シーウェイブスは1勝8敗となった。