富山県立山町・宮路獅子舞100年、勇壮に 女子中学生・年長児も参加
富山県立山町の宮路獅子舞が、宮路地区などで披露された。宮路獅子舞保存会のメンバーが収穫への感謝を込め、勇壮に舞った。 宮路獅子舞は大正13(1924)年、飛騨地方から富山市楡原(細入)を経て伝わったとされる。今年で100年の節目を迎えた。 宮路神明宮で奉納した後、岩峅雄山神社などを回った。宮路仏事会館前では「あまね獅子」「金蔵獅子」などを披露し、大きな拍手が送られた。 今回から女子中学生が獅子方に加わったほか、「あまね獅子」では、これまで小学生が演じた子獅子を初めて年長児が務めた。 子獅子を務めた柴山拓実ちゃん(6)は「疲れたけど、楽しかった」と語った。