アルツハイマー新薬「ドナネマブ」年308万円で20日から保険適用…軽い認知症や前段階の軽度認知障害の人が対象
FNNプライムオンライン
アルツハイマー病の新たな治療薬が価格308万円で保険適用されることが決まりました。 「ドナネマブ」は、アメリカの製薬会社イーライリリーが開発した治療薬で、軽い認知症や前段階の軽度認知障害の人が投与の対象です。 「ドナネマブ」について、厚労相の諮問機関は、患者1人あたりの公定価格を年間約308万円とすることで了承し、20日から保険が適用されることになりました。 医療費が高額となった場合の自己負担に上限を設ける「高額療養費制度」の対象になるため、年収に応じた支払額となります。 病気の原因物質に直接働きかける薬としては、「レカネマブ」に続き、国内2例目となります。
フジテレビ,社会部