「日本一女性アイドルが好きな女」としてアイドル紹介YouTuber・推し活インフルエンサーとして活動し、ライブアイドル「アイドル革命」のプロデュースをしている・まゆぴぴさん

「日本一女性アイドルが好きな女」としてアイドル紹介YouTuber・推し活インフルエンサーとして活動し、ライブアイドル「アイドル革命」のプロデューサーも務めるまゆぴぴ。女性アイドルが盛り上がりを見せている今、まゆぴぴさんにアイドル文化について語ってもらう不定期連第2回のテーマは「アイドルプロデューサーってどんなお仕事をするの？」。素朴な疑問に答えてくれました。 【写真】日本一女性アイドルが好きな女・まゆぴぴの推し活スタイル ■アイドルプロデューサーのお仕事って？ ――具体的にアイドルプロデューサーとして、どのような部分を担当されてるんでしょう。 メインは楽曲や衣装含めたコンセプト制作です。どういう風に打ち出すのかを考えるのがメインですね。衣装をどうするか、メンバーカラーの選定、どういう方に作曲を依頼するのかを決めて、曲調やイメージも細かく作曲家さんにお伝えして、作詞は全曲私が制作しています。どういう方針で活動をしていくのかを決めて、こういうことはしないようにしよう、こういうことをやっていこう、というような方針を決めて伝えています。あと、メンバーと連絡をこまめに取り合って打ち合わせして、例えば悩み事があったら聞きますし、「こういうことしたい」という話はお互いにするように心掛けています。 ――これまではタレント側として活動をされていて、アイドルプロデューサーになっていきなり作曲の依頼とかできるものなのでしょうか？ 元々歌手を目指し活動していて、プロの先生のもとで楽曲の知識を学び、歌唱のディレクションを受けたり、作詞の授業を受けるということを経験してきたので、プロデューサー業はさほど抵抗なく始めることができました。プロの方たちと仕事ができて、カタチにすることができるので、大変というより楽しいですね！ ――とはいえ、いきなり作曲依頼もどこから手をつけていいかわからないと思うのですが、作曲家さん探しから始めるんでしょうか。 すでにアイドルグループをたくさん世に出している事務所（プリュ）に対して、私はこういうグループでこういう曲をつくりたいから、マッチする作曲家さんいませんかというお話をしてつないでいただくところから始めています。 ――疑問なのですが、運営事務所側のプロデューサーと、音楽制作側のプロデューサー（A&R）の方がいらっしゃると思います。それでいうと、まゆぴぴさんは事務所側と音楽制作側のプロデューサー両方を、今はお1人でやられてるのでしょうか。 そうですね。コンセプト制作と楽曲制作両方のいいとこ取りっていうか、どちらにも足を踏み入れています。それ以外でいうと、私は動画編集ができるので、毎週のYoutubeやTikTokの更新は私が担当しています。運営内部の細かいことは事務所にお任せしており、お互いの得意な部分をうまく分業して担当させていただいています。 ■もっている知恵はすべて「アイドル革命」にあげたい ――もう少しお聞きしします。そうしてプロデュースをされている「アイドル革命」はどのようなグループなのでしょうか。アイドルオタクでもあるまゆぴぴさんのアイデアがどのように生かされていますか。 アイドル革命は、「アイドルになって革命を起こしたい」がコンセプトです。新しいことにどんどん挑戦して、誰もやってないことをいくつできるかが、「革命を起こしたポイント」に繋がると考えています。例えば日本のライブアイドルとしては、「韓国で先行デビューすること」がまず1つ目の革命、1つ目の新しいこと。それを今までやられていたグループはないみたいです。 K-POPのイメージの強い韓国ですが、日本のアイドルやアニメなどのポップカルチャーが好きな方もいらっしゃるんです。そういう方々は日本のライブアイドルを見たくても国を超えて旅行って大変じゃないですか。そういう日本のアイドル・アニメカルチャーが好きな方が集まるエリア（ホンデ）という街があるんですよ。韓国デビューライブはもう大盛り上がりで、正直日本より盛り上がったんじゃないかと思うくらいでした。韓国でデビューさせていただけたのは、アイドル革命メンバーにとっても私にとってもとても嬉しかったですし、貴重な経験になりました。 ファンの人も一緒にワクワクしてほしくて、オーディションからYouTubeでドキュメンタリーで追っていて、韓国デビューも全部動画で撮影しています。プロに発注すると、YouTube動画編集の制作は充分な予算がないと難しいんですが、新規のグループでもしっかりYouTubeをだしていけるのも、私がYouTuberだからできることなのかなとも思います。撮影のディレクションをしながら、編集はすべて私がやっています。他にもSNSの指導や、発信することの重要性に関しては日頃から伝えているこだわりポイントです。 プロデューサーがZ世代の女性で元アイドルで社会人（会社員）経験があって、YouTuberでインフルエンサー、これに全部当てはまる人は少ないと思います。アイドル革命は、平均年齢19歳で、1番最年少が17歳高校2年生でとっても若いので、私がもっている知恵はすべて「アイドル革命」にあげたいと思っています。 次回のテーマは、アイドルプロデューサーのお仕事の続編と、ライブアイドルの生活について。