衝撃!NBAがシーズン中止で選手会との調整へ…米報道
何百人もの選手、スタッフ、関係者のPCR検査の必要性に加え、プレーオフ再開前には、約3週間のトレーニングキャンプも必要で、「すべての選手、コーチ、トレーナー、設備管理人、カメラ通信者(これらの試合は中継される)が、ラスベガスに来る前に2週間の自主隔離をするのだろうか。事前のPCR検査で陰性と判定される確率は、どの程度あるのだろうか。選手たちは、家族を連れてこられるのか、もしくは、全員が家族から、6週間から8週間、離れることになるのか。ホテル従業員や、全員に給仕する料理人は、そこにずっと滞在しなければならないのだろうか…そう考えると(このプランは)現実的ではない」と疑問を呈した。 同メディアは、「NBAは、今すぐに中止の決断を下す必要はなく、5月か、6月まで待って、新型コロナウイルス、経済、国の状況を見守ることもできるが、もう楽観的に考えることは難しくなっている」という見解を報じている。 さらに今季のシーズン中止を決定しても、来シーズン(2020-2021年シーズン)を例年のスケジュール通りに10月に開幕することも難しくなる。当初、8月に集中プレーオフを開催、来シーズンのスタートを”クリスマス”の12月24日にずらすことまで検討されていた。今シーズン中止の場合も、来シーズンの”クリスマス”開幕の可能性は残っているが、その場合も、日程短縮などの調整を行って2021-2022年シーズンから、10月開幕に戻すのか、永遠にNBAのスケジュールが12月スタート、8、9月終了になるのか、なども議論されることになるだろう。 NBAでは、今季、日本人として初めてドラフト1巡目指名を受けたワシントン・ウィザーズの八村塁がルーキーとして活躍していた。 米4大プロスポーツのひとつNBAが中止を決めれば、7月開幕を目指しているメジャーリーグなどにも影響を与えるかもしれない。