横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されてからまもなく47年となります。いまだ解決が見えず母・早紀江さんは切実な思いを語りました。 横田早紀江さん 「47年って口で言いたくないような、人の人生と近いような、長い間何も見えない。姿も見せない、写真も見られない、声も聞けない。だけど生きているんだって、一縷の望みをもって頑張ってあげないといけない」 当時13歳だった横田めぐみさんは、1977年11月15日、新潟県で中学校からの帰宅途中に北朝鮮に拉致されました。 今月15日で47年、早紀江さんら被害者家族は石破氏を含めてこれまで14人の総理大臣と面会してきましたが、拉致問題は解決されないままです。 一方、前回の大統領任期中に拉致被害者家族と2回面会しているトランプ氏が再選したことを受け、早紀江さんは問題が前進することを願っています。 横田早紀江さん 「これは日本の問題だけでなく、大変なことだと思っている。 それは分かりあっていると思うので、真剣に動かれるだろうと思っている。 平和に生きていくために、お互いそれぞれの国が話し合って、決着していかないといけないといつも思っている」