アルカラスがムゼッティを退けマッチ9連勝、男子のベスト8が出揃う [マイアミ・オープン/テニス]
アルカラスがムゼッティを退けマッチ9連勝、男子のベスト8が出揃う [マイアミ・オープン/テニス]
ATPツアー公式戦「マイアミ・オープン」(ATP1000/アメリカ・フロリダ州マイアミ/3月20~31日/賞金総額1040万4205ドル/ハードコート)の男子シングルス4回戦で、第1シードのカルロス・アルカラス(スペイン)が第23シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)を6-3 6-3で下して8強入りを決めた。 ~マイアミ・オープンで8強入りを決めたトップシードのアルカラス選手~ 立ち上がりと締めくくりで相手のサービスゲームを破って第1セットを先取したアルカラスは第2セット4-2から一度だけサービスダウンを喫したが、直後に4度目のブレークに成功して1時間26分で勝利を決めた。 前週のインディアンウェルズ(ATP1000/ハードコート)で今季初優勝を飾ったアルカラスは、連勝を「9」に伸ばした。ムゼッティはツアーレベルの初対決だった2022年7月のハンブルク(ATP500/クレーコート)決勝でアルカラスに勝っていたが、翌年以降はすべてストレートで3連敗となった。 アルカラスは次のラウンドで、第8シードのホベルト・フルカチュ(ポーランド)を3-6 6-3 7-6(3)で破って勝ち上がった第11シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦する。 そのほかの試合では第2シードのヤニク・シナー(イタリア)、ディフェンディング・チャンピオンで第3シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)、第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)、第22シードのニコラス・ジャリー(チリ)、ファビアン・マロジャン(ハンガリー)、トマーシュ・マハーチュ(チェコ)が勝ち上がり、ベスト8が出揃った。 シード対決ではズベレフが第15シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)を6-1 6-4で退け、ジャリーが第7シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)を7-6(3) 6-3で倒し、第9シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)はマロジャンに4-6 6-0 1-6で敗れてシードダウンを喫した。 準々決勝ではシナーがマハーチュと、メドベージェフがジャリーと、ズベレフはマロジャンと顔を合わせる。
テニスマガジン編集部