KDDI、個人向け衛星インターネットサービス「STARLINK Standard Kit」の国内販売でスペースXと合意

　KDDIは2月に、米Space Exploration Technologies（スペースX）と衛星ブロードバンドStarlinkの家庭向けサービス「STARLINK Standard Kit」の国内販売について、新たな契約を締結したことを発表した。 【写真ギャラリー】 ●KDDIとスペースXが「STARLINK Standard Kit」販売に合意 　今回、両社によって締結された新たな契約では、個人向け製品「STARLINK Standard Kit」を、「au」公式アクセサリ「au ＋1 collection」の新たなラインアップとして、全国のKDDI直営店/au Style/auショップおよび「au Online Shop」にて、今春以降に発売する予定となっている。 　「STARLINK」は、高度550kmの低軌道上に配置された数千機の周回衛星によって、低遅延で高速な通信を実現する衛星ブロードバンドサービス。KDDIは2022年から、法人向けサービス「Starlink Business」を提供している。 　国内での発売が予定される「STARLINK Standard Kit」は、Starlinkアンテナと無線LANルータのセットで、電源につないで空に向けるだけでインターネットへの接続が可能になる。利用にあたって、光回線の敷設が不要なので山間部や島しょ部といった幅広いエリアで利用できるほか、耐候性に優れるためみぞれや豪雨、強風などの環境下でも安心して使える。