勤続10年で年収「350万円」です。貯蓄も「50万円」しかないのですが、転職を考えた方がよいのでしょうか?
年収を上げる方法
ここでは、今よりも年収を上げる方法を3つご紹介します。 ■現在働いている会社で昇給や昇進を目指す 現在働いている会社で昇給や昇進があれば、今よりも年収を上げられる可能性があります。年功序列の会社であれば、勤続年数が長い方ほど昇進しやすいでしょう。 仮にこのまま勤続年数を重ねて管理職などに昇進ができ、基本給のアップが狙えるのであれば、今の会社で仕事を続けてみてもよいかもしれません。会社によって昇給や昇進の規定が異なるため、実際どれくらい給料が上がるのか確認してみてください。 ■年収の高い仕事に転職する 現在働いている会社での昇進や昇給があまり望めないのであれば、年収の高い業界や仕事に転職してみてもよいでしょう。 例えば、同業界でも給与水準の高い会社や、前職のスキルを活かしてキャリアアップできる会社などに転職すると、年収アップにつながる可能性があります。 ■副業をする 本業後や休日などに副業を行えば、現在の給与にプラスして収入を得られる可能性があります。 仮に月に5万円の副業収入があると、年間で60万円の収入増となります。その分を貯蓄に回せば、将来の老後資金や子どもの教育費などにも充てられるでしょう。 注意点としては、会社員で副業を行う場合、会社の規定で副業が認められていないケースもあります。事前に会社規定を確認してください。
年収350万円で貯蓄50万円は少ない可能性があるため、昇給・転職・副業などを検討する
年収350万円で貯蓄50万円は、同年収の貯蓄の割合と比べると少ない可能性があります。貯蓄を殖やすためには、貯蓄にお金を回せる余裕のある年収が必要です。年収を上げる方法は、今の会社で昇給や昇進を目指すか、給与水準の高い会社に転職したり副業したりするなどの方法が考えられます。 もし、今よりも経済的な安定が欲しい場合や、若いうちから将来の老後資金の蓄えをしておきたいと考えている場合は、ご紹介した年収を上げる方法も考慮して、できる方法を試してみてください。 出典 国税庁 令和4年分 民間給与実態統計調査 ―調査結果報告― 金融広報中央委員会 知るぽると 各種分類別データ(令和4年)4金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含む) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部