F1グローバルスポンサーのハイネケン、全国コンビニでノンアル『Heineken 0.0』を4月末発売へ。日本で適正飲酒拡大目指す
ハイネケン・ジャパンはF1日本GPの開幕直前となる4月4日にRED°TOKYO TOWERで記者会見を実施し、適正飲酒を促進する施策を日本でも広めていく姿勢を鮮明にした。 【ギャラリー】マクラーレン、F1日本GPに“江戸文字”をモチーフの特別カラーリングで挑む ハイネケンは2016年からF1のグローバルスポンサーシップを締結。その活動の一環として、責任ある適正飲酒を促進する「When You Drive, Never Drink(お酒を飲む日は、乗らない日)」キャンペーンを展開している。またマックス・フェルスタッペン(レッドブル)とアンバサダー契約を結ぶなど、F1との繋がりを深めている。 RED°TOKYO TOWERでは4日に、そのキャンペーンのもと始動したeスポーツの世界一のベストドライバーの座を競う「Player 0.0」レーシングゲーム大会の日本大会Fainalラウンド(優勝者はフェルスタッペンと対戦する世界大会へ進出できる)が行なわれており、その開催に先駆けてハイネケン・ジャパンによる会見が行われた。 会見に登壇したハイネケン・ジャパンのトニー・ウィーラー社長は適正飲酒への取り組みをハイネケンとして取り組んでいく中で、昨年10月に日本でも販売を開始した「Heineken 0.0」を、4月末から全国のコンビニエンスストアでも取り扱いを開始し、さらにノンアルコールビールを広げていく考えを示した。 「ハイネケン・ジャパンは今年1周年を迎えます。我々の販売するHeineken 0.0は世界ナンバーワンのブランドでもあります。昨年の新製品発表会で発表した通り、2025年までにノンアルコールビールでマーケットシェア5%を獲得することを目指しています」 ウィーラー社長はそう語る。 「今月末にはHeineken 0.0のスタンダード缶を全国のコンビニで販売を開始します。いつでもどこでも、ノンアルコールでハイネケンビールの美味しさを楽しめるように、市場を拡大し、日本で最も象徴的なインターナショナルプレミアムビールブランドにするための活動を続けて参ります」 「ハイネケンは飲酒運転撲滅キャンペーン『運転する日は飲まない日』を長年展開しています。F1世界チャンピオンであるマックス・フェルスタッペンと契約し、2023年には飲酒運転撲滅のメッセージを9億人以上に届けました。日本の皆さんにも、2024年はすでに720万人以上の方々に、メッセージを届けています」 「今週末はいよいよF1日本GPが開幕です。日本でのF1人気も上がりつつありますが、そうしたタイミングで発表をでき、嬉しく思います」 なおハイネケンによる発表後には、車好きとして知られるファッションモデルのマギーさんが登場。大のF1ファンでもある彼女は「昨年のアブダビGPを現地で観戦したときもハイネケンは美味しかったですね」と笑いを誘いつつ、F1をまだ見たことのない人たちへ、入り口として最初は周囲のF1好きと観戦してみることを勧めた。 「私が人にオススメしているのは、F1を知っている人と観ることですね。(知っている人が)小ネタを挟んでくれますし、いろいろなことがちょっと分かると、入りやすいっていうのがあると思います」 「知らない人同士だったら、パブリックビューイングで話しを聞いたり、あとはクルマが好きなら、フェラーリ推しとか好きなメーカーを見つけるのも、入り口でいいのかなと思います」 「ただ、F1は複雑なところも面白いので、やっぱり知っている人と教えてもらいながら観るのが一番楽しめるんじゃないかなと思います」 なおマギーさんはその後、ドライビングシミュレータを使用してF1公式ゲームの鈴鹿サーキットでのタイムアタック企画にもチャレンジ。ぶっつけ本番ながら1分33秒台を記録する、見事な走りを見せた。
Motorsport.com日本版