【写真：Getty Images】

　FIFAワールドカップ26アジア最終予選（3次予選）グループC第4節、日本代表対オーストラリア代表が15日に行われ、1-1のドローに終わっている。この試合にスタメン出場となった日本代表MF田中碧が、試合後に「立ち位置」という言葉を強調。オーストラリア代表戦での反省点とは。 　 【順位表】2026年ワールドカップ（W杯）アジア最終予選 　田中は今回のアジア最終予選で初のスタメン出場。3年前の最終予選でもゴールを決めている相手だけに今回の試合でも活躍に期待がかかった。試合後に「悔しいです。勝ち点3を取れなかったので。出る以上は、勝ち点3というのは最大の目的なので。そこは悔しいなと思いつつ、持ってもただやはり、冷静になってみると、勝ち点1を拾えたというのは、そこ自体はポジティブに捉えないといけないなというふうに思っているので」と振り返った。 　試合後に田中は「立ち位置」という言葉を何度も述べて強調。「立ち位置の部分で、前半と後半、多少、守田くんと話して、変えた部分もありましたし。前に人数をかけるという所の、どれくらい行っていいのかというところも、僕も3-4-3で初めて出る部分もあって」と元川崎フロンターレの相方である守田とコミュニケーションを取りながら、試合に臨んでいたようだ。 　また、試合展開については「重い時間帯があるのも事実だし、重くして、自分たちがボールを握る時間を増やすというのも大切なので。その使い分けだったり、僕自身も3-4-3で試合に出るのが初めてで。初めてというか、最終予選のような高いレベルでは初めてだったので。そこは、また変えていける部分ではあるのかなと思います」と反省した。 　それでも、「逆にアンカーとしても別にプレイはできるので、そこの立ち位置をうまく整理できれば、僕はサイドに行ってもできるので。そこを守田くんともっと話し合ってできれば、より面白いサッカーができるかなと思います。でも、まだまだやれる事はあったかなと思います」とポジティブに捉えているようだ。 （取材：元川悦子　文：編集部）