「異常気象の中やっとできた」今シーズン初の乾ノリ入札会 約1600万枚が並ぶ〈宮城〉
仙台放送
宮城県塩釜市で今シーズン初めてとなる乾ノリの入札会が開かれました。 入札会場には、宮城県内10の漁協から出荷された乾ノリ約1600万枚が並び、全国から集まった200人の買受人たちが、色や手触り、香りなどを確かめました。 買受人 「多少品質にばらつきはあるが、いいノリが多いと思う」 県漁協によりますと、養殖の苗を育て始めた9月下旬は、海水温が例年に比べて2度から3度ほど高かったそうですが、11月に入って水温が下がり、色落ちが改善されたということです。 宮城県漁協のり部会 鈴木信悦部会長 「この異常気象という厳しい環境の中、やっと黒いノリができてほっとしている」 今シーズンは平年並みの約4億枚の出荷が見込まれています。
仙台放送