【ロッテ】66年ぶり2度目の同一カード開幕8連勝! 種市篤暉4年ぶり完投 “千賀グラブ”もう一個おねだり
◆パ・リーグ 西武1―2ロッテ(22日・ベルーナドーム) ロッテの種市が4安打1失点で、20年9月に右肘のトミー・ジョン手術を受けて以降初の完投で3勝目を飾った。完封した同年7月25日の西武戦以来4年ぶりの完投に「何とか9回を投げられるようになってよかった。最後の完投がここ(ベルーナD)なので感慨深い」と胸をなで下ろした。 圧巻は6回だった。1点差に迫られ、1死満塁で4番・中村剛。歴代最多通算22本の満塁本塁打記録を持つスラッガーに直球攻めで最後は153キロで空振り三振。後続も中飛に打ち取り、最少失点で切り抜けた。 メッツ・千賀から贈られた赤グラブを今月から使い、3試合計24イニングで自責0。「(千賀さんには)『グラブをもう一個ください』という話をしている。おばけ(の刺しゅう)がついてるやつを…」と“最新仕様”のおねだりも明かした。 チームは引き分けを挟んで今季初の5連勝とし、西武戦8連勝。同一カードの開幕8連勝は、1958年の近鉄戦で1分けを挟んだ8連勝以来、球団2度目だ。種市は「まだ諦める時期ではないので、首位を目指して頑張っていきたい」と力を込めた。(竹内 夏紀)
報知新聞社