【共同通信杯展望】新馬戦を好内容で勝ったベラジオボンドに期待
ジオグリフ、エフフォーリア、ダノンキングリー、アドマイヤマーズ、スワーヴリチャード、ディーマジェスティ、リアルスティール、ドゥラメンテ、イスラボニータと、近10回の連対馬だけでも9頭がGI馬へ育っている登竜門。いよいよクラシックへ向けた戦いも本格化していく。 【写真】ベラジオボンドのこれまでの軌跡 1.新馬勝ち直後も通用 過去10回で、前走が新馬戦だった馬は[2-3-2-7]で複勝率50.0%。一方、既にキャリア5戦以上だった馬は[0-1-0-21]で複勝率4.5%にとどまる。重賞実績馬が勝ち切れないケースも多く、キャリアはあまり気にしなくて良さそう。 2.距離延長組は勝ち切れない 過去10回、前走から距離延長となる馬は[1-3-2-26]と勝ち味に遅い。対して、前走も1800mだった馬は[3-4-3-14]、前走からの距離短縮となる馬は[6-3-5-40]。 3.中3週以内は苦戦 中3週以内での臨戦は[0-3-2-22]と勝てていない。2.3着はあるので消すとまではいかないが、アタマで買ったり、軸に据えるのは難しい。中4週以上のローテーションからすべての勝ち馬が出ているが、その中でも中4~8週がベスト。 ベラジオボンドが中心。前走は今回と同じ距離の阪神芝1800mの新馬戦で、好位から上がり最速の脚を使って圧勝。素質十分の勝ちっぷりだった。ローテーションも中5週とベストと言える。ここは素質で無傷2連勝を期待したい。