「再申請は相当難しい」との見方を県示す 去年不認定のハウステンボスへの “IR誘致”《長崎》
NIB長崎国際テレビ
県は、カジノを含む統合型リゾート施設=IRについて、16日の県議会で現行制度での再申請は相当困難との見方を示しました。
県と佐世保市がハウステンボスへの誘致を目指していたカジノを含む統合型リゾート施設=IR。 国は去年12月、県の整備計画を「不認定」としました。/今月10日に行われた県議会の総務委員会で県は観光庁から届いたIRへの関心を確認するアンケートの回答を明らかにしていました。 (県IR室 湯川 亮一室長) 「IRについて関心があるかないかに関してのみの調査内容で、本県としては関心があると回答した」
16日に開かれた県議会の特別委員会では、委員から改めて再申請の意向を問う質問が出されました。 (県IR室 湯川 亮一室長) 「現行制度では、IRに再チャレンジするというのは相当程度難しいと」
県の担当者は、再申請は厳しいとの認識を示した上で「県内でIRに関心を寄せる市や町、民間の動きを注視し、必要に応じて意見交換する」と述べました。