左肩亜脱臼の大谷翔平、2出塁で意地見せる「試合の中で痛い、痛くないはあんまり考えていない」
<ワールドシリーズ:ヤンキース2-4ドジャース>◇第3戦◇28日(日本時間29日)◇ヤンキースタジアム 【写真】ファウルを打った後、痛みを感じているような表情を見せる大谷 ドジャース大谷翔平投手(30)が、左肩の亜脱臼を抱えながら強行出場した。 3打数無安打だったが、第1打席で四球を選び、フリーマンの2ランで先制のホームを踏んだ。打席内でスイング時に顔をしかめる場面もあったが、「打席の中ではあんまり覚えていないです。痛い、痛いくないという感じは。顔にどの程度出てたか分からないですけど、あんまり考えてはなかったです」と話した。 9回の死球と合わせて2度出塁。走塁では左腕が伸びるのを防ぐため、左手でユニホームの胸元をつかんでプレーした。痛みが出る瞬間についての質問には「試合の中では痛い、痛くないはあんまり考えていないので。痛くないっていう気持ちでやってますし、悪化だけはしないように、最低限のやれることっていうのは継続してやりたい」と感覚を明かした。