【巨人記録室】初顔合わせの投手には今季打率.158
◆日本生命セ・パ交流戦 巨人0―2オリックス(7日・東京ドーム) 巨人がオリックスに敗れ、セ・リーグ首位から陥落した。初回、中堅で出場したヘルナンデスのまずい守備から先制され、主導権を握れなかった。先発の戸郷翔征投手(24)は8回2失点にまとめたが打線の援護なく3敗目。自身の交流戦連勝は6で止まった。坂本勇人内野手(35)の休養で5番には秋広優人内野手(21)が入ったが、期待に応えることができなかった。 * * * 巨人は散発の2安打で完封負け。2安打は4月25日の中日戦に並ぶ今季の最少だったが、前回は坂本の3ランで逆転勝ちしていただけに、この日は主軸の不在が響いた。これで坂本が先発から外れた今季の試合は3勝4敗の負け越しだ。 オリックスの先発は初対戦の東。8回までアウトに仕留められた内野ゴロが11本もあった。今季、初顔合わせの投手と先発で対戦した試合は(相手投手から見た勝敗、投球回―失点) 月・日 投手 = 回―失 4・ 6ケ イ =D-4―3 14ハッチ =広●6―2 29ヤフーレ=ヤ〇9―0 5・29大 関 =ソ-7―0 6・ 1渡 辺 =西-7―2 5種 市 =ロ〇8―0 7 東 =オ〇8―0 ヤフーレに完封負けした後は大関に7回、種市にも8回を無失点に抑えられるなど、白星を献上した投手が3人目。打線が合わせて165打数26安打の打率.158と振るわない。(阿部 大和)
報知新聞社