順位決定戦へ1位通過するのは?D2の大一番「浦安D-Rocks×NECグリーンロケッツ東葛」。NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24 D2 第10節
ディビジョン2(D2)の総当たり戦(2回戦)は、最終第10節を迎えた。
3月30日(土)、宮城・ユアテックスタジアム仙台で激突するのは、勝点38の首位浦安D-Rocksと、勝点36のNECグリーンロケッツ東葛。
共に8勝1敗同士。
順位決定戦を首位で迎えるチームが決まる、大一番だ。
D2の総合順位は、この後に行われる上位下位3チームずつの順位決定戦(1チーム2試合)で決定する。
いわば10試合ある総当たり戦(2回戦)はトップ3に入るための闘いであり、最も重要なのは総合順位が決まる2試合。この2試合で逆転1位通過もありうる過酷なディビジョンだ。
しかし総当たり戦(2回戦)で1位通過したチームは、その順位決定戦の開催地でアドバンテージを得られる。地の利を得るためにも1位通過は重要だ。
今節ホストを務めるD-Rocksは、開幕戦で、グリーンロケッツに今季唯一の敗戦を喫している。
グリーンロケッツ新司令塔のSOティアン・スワネポールの活躍もあって28-31で敗戦。創設2年目を迎えたD-Rocksは、これがD2レギュラーシーズンでの初黒星となった。
しかしその後は強みのフィジカリティ、強力なスクラムやモールを武器に8連勝。前節は主軸を複数控えにしたメンバーで、九州電力キューデンヴォルテクスとの雨中戦を7-6で制した。
世界最高峰のハイボール・ジャンパーであり、キックカウンターからのライン突破能力は類をみない。
ロングキックも特大の元オーストラリア代表は、再デビューしたトンガ代表での2023年W杯出場を逃した。久しぶりの公式戦出場は国外からの注目度も高いだろう。
ハーフ団はシーズン中盤からコンビ定着の明治大学出身の2人、SH飯沼蓮主将(24歳)とSO田村熙(30歳)だ。
一方のグリーンロケッツは、ウェイン・ピヴァックHC体制が1年目。
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