小学校教師の34歳がボディコンテストで披露した美白ビキニ姿 「子どもたちとの鬼ごっこ」が何よりの有酸素運動
6月22日(土)、松山市総合コミュニティセンターにて『ベストボディ・ジャパン2024松山大会』が開催され、坂本知里(さかもと・ちさと/34)さんが、ベストボディ・ジャパン部門、レディースクラスで4位を受賞した。 【写真】坂本知里さんの「桃」のような3Dヒップ
女性らしい、メリハリのある美しいシルエットで会場を魅了した坂本さんは、ボディコンテストに参加して、今年で3年目だ。 「たくさんの刺激を得られた、とても楽しい大会でした!選手のみなさんたちとのお話で、トレーニングや減量に対する姿勢などを学べて、良かったです。今回の仕上がりは、下半身に大きな課題があると感じたので、脚トレを強化したいと思っています。減量についても、今回は上半身が絞れ過ぎてしまったので、次回は上半身・下半身のバランスを見ながら慎重に減量したいです」 坂本さんは、体力回復のために筋トレを始めたという。 「3年前に身体を壊し、休職していました。復帰するための体力を付けようと、ジムに通い始めたのがボディメイクのきっかけです。マシンの使い方や身体の鍛え方が分からずに困っていたところ、ボディコンテストに出場している選手さんが親切に教えてくれました。その選手さんから『せっかくなら、ボディコンテストに出てみたら?目標があった方がいいよ』とアドバイスをもらったことで、大会に出てみようと思ったのです。それまで、ボディコンテストは『特別な人たちが出る大会』だと思っていたので、自分が出るなんて思いもしませんでした」 多忙な小学校の教師をしている坂本さんは、出勤前の早朝5時や、帰宅後にトレーニングをしている。 「オンシーズンは週に3~4回、オフシーズンは週2回くらい、1時間ほどトレーニングをしています。部位分けは、上半身と下半身。好きな種目はヒップスラストで、今では70kgも上げられるようになりました。桃のような、立体感のあるお尻を目指しています。休み時間に屋外で行う、元気いっぱいの子どもたちとの鬼ごっこは、普通の有酸素運動よりもキツイです」 「毎年、減量の食事を変えて様子を見ている」という坂本さん。 「1年目は、鶏ムネにブロッコリーといった、王道の『THE 減量食』で絞りました。絞れましたが、しんどかったです。2年目はケトジェニックにチャレンジ。体脂肪はスルスル落ちましたが、体調を崩してしまったので、私には向いていないように思います。3年目の今年は、ローファットで低糖質カレーをメインにした減量食を採用しました。野菜をはじめ、色々な食材を取り入れて作っていたので、彩りも豊かで、あまり辛さを感じない減量でした」
坂本さんは「今回の大会で気付いた課題を鍛え直し、次の大会に繋げる!」と意欲的だ。 「初めての大会では、緊張しすぎて規定ポーズも上手く決まらず、ふらついてしまったことを覚えています。そして自分の出番はあっという間に終わってしまい、決勝に進めず悔しい思いをしました。でも、スポットライトの光に照らされ、拍手をしてもらったことで、これまで頑張ってきたトレーニングを認めてもらえた気持ちになったのです。そして『頑張ってきて良かった』と思えました。これからも、自分のなりたい体型を目指して、ボディメイクを頑張りますので、応援してください!」
取材・撮影:山口夏織