新幹線に予約できる個室があるって知ってた?!「たった1500円で使えるとは」「めちゃくちゃいい!」→JR東海に聞いた「2026年新たな個室も配備予定」
「東京⇄大阪の新幹線って1500円払ったら個室使えるの知らなかった」 やまもとりゅうけんさん(@ryukke)によるX(旧Twitter)への投稿が話題となっています。これって、かなり有益情報じゃありませんか?! 【写真2枚】新幹線個室「ビジネスブース」の中はこんな感じです 「こんなお部屋、どこにある?」 「これめちゃくちゃいいですね。絶対払った方が満足度良さそうです」 「たびたび乗ってる新幹線でも、知らないこといっぱいあるな」 「個室があることを知らなかったです 笑。しかもお安い!」 「これいいな…1人で作業集中するのもいいし、数人で贅沢旅するのもいい」 筆者同様に「知らなかった」という方々のコメントがずらり。やまもとりゅうけんさんが投稿した写真を見てみると、意外と広そうなスペース!カフェのようなカウンターテーブルの前には、仕事用のPCなどが広げられていて、窓から外の景色も眺められます。よく見ると使いやすいようにコンセントも二人分配されているなど、なんとも素敵な移動式ワークスペースではありませんか! 実際に利用されたやまもとりゅうけんさんにお話を伺うと、「この個室の情報は、たまたま妻が駅員さんから聞き、利用してみたんです。便利でしたよ!『椅子に背もたれが欲しいな』などと思いましたが、オンライン会議など移動時間を仕事に活用したい方にも良さそうです」とのこと。やまもとさん自身も仕事をするため利用したそう。 今回の投稿に対して集まったコメントを見ると「1500円で希望区間ずっと使える個室」と思った方がいそうですが、実際は時間貸しであったり、すべての新幹線車両に備えられているわけではないなど、利用には理解が必要そうです。 詳しい利用方法などについて、JR東海広報室に聞きました。
「ビジネスブース」の利用は、7号車「S Work車両」の予約が必須
ーー新幹線にこんな個室スペースがあるとは知りませんでした! 「投稿にある個室スペースは『ビジネスブース』というものです。最新車両であるN700Sの7・8号車間デッキ部に導入しており、7号車『S Work車両』をご利用のお客様のみ、当日予約にてお使いいただけます。N700S限定ということで、新幹線の全列車に設置されているわけではありません」 ーーそれは注意が必要ですね、「S Work車両」を利用していなければ予約できないんですね? そもそも「S Work車両」とは何ですか? 「まさにその通り、『S Work車両』を利用していることが前提で使えるスペースなんです。 ちなみに『S Work車両』とは、2021年10月から設置されている車両で、『のぞみ』の7号車を、モバイル端末等を気兼ねなく使用して仕事を進めたいお客様向けに設定したものです。この車両は仕事をしたい人が予約することを想定しているため、『キーボード音がうるさい』といった周囲への影響を『お互い様』とすることで、モバイル端末等を気兼ねなく使えるようにしました。お子さま連れや仲間同士での観光目的の方など、設定趣旨にそぐわないお客さまを他号車に振り分け、車内で仕事に集中したいビジネスパーソン向けの環境を提供しています。 以前『S Work車両』は、EXサービス(「エクスプレス予約」「スマートEX」)の専用商品として発売していましたが、2024年5月22日乗車分より、JR西日本が提供する「e5489」やJR各社のきっぷ売場(駅窓口や指定席券売機)でもお買い求めいただけるようになりました」 ーー「S Work車両」は特別な車両のようですが、料金も別途必要なんですか? 「普通車指定席をご予約される場合と同額でご利用いただいています。最繁忙期(GW・お盆・年末年始)も含め、通年設定しています。ちなみに、『ビジネスブース』のご利用は別途料金が発生します」