日向坂46加藤史帆、東京ドームで卒業セレモニー「最高のアイドル人生だったな」8年半の活動に幕
日向坂46が25日から2日間、全国ツアーの東京ドーム公演を開催した。2日間で計9万人を動員。初日の25日公演では一期生、加藤史帆(26)の卒業セレモニーが行われた。 【写真】1期生に囲まれる日向坂46加藤史帆 ライブ本編で、加藤は自身のソロ曲「嘆きのDelete」やユニット曲「やさしさが邪魔をする」などを披露。ともにグループを引っ張った同期で、今年4月に卒業した齊藤京子のセンター曲「月と星が踊るMidnight」で加藤がセンターに立つと、会場からは大きな歓声があがった。 アンコールで行われた卒業セレモニーでは、自身のペンライトカラーであるブルーを基調としたドレス姿で登場。ゆっくりと花道を歩き、ソロ曲「男友達だから」を熱唱した。 ブルーのペンライトに染まった客席を眺め「東京ドームが青だ~!」と歓喜。スピーチでは時折「声大きくなっちゃった!」と笑いを誘いながらも、メンバーやスタッフ、家族への感謝の思いを真っすぐに伝えた。 ファンに向けても「心がポキッて折れそうになった時も、皆さんの温かい声を聞くとすぐ元気になれちゃいました。おひさま(ファンの総称)の皆さんが喜んでくださるのを想像するだけで、本当に何でも頑張れました」とにっこり。「最高のアイドル人生だったなって思います。本当に本当にありがとうございました!」とスピーチを締めくくった。 その後、メンバーとともに披露した自身のセンター曲「君しか勝たん」では、パフォーマンスしながら涙する場面も。メンバー1人1人から花を手渡され、門出を祝福された。同期でキャプテンの佐々木久美(28)は「この日が来るのが嫌だった」と涙ながらに吐露し「グループの先頭を力強く走り続けている姿に支えられました。今まで本当にありがとう。大好きです!」と思いを伝えた。 二期生の小坂菜緒(22)も、涙しながら「(加藤)史帆さんの存在は私たちにとってすごく大切で、ずっと憧れの先輩です。史帆さんがずっと『大丈夫だよ』って言ってくれた言葉を信じてこれからも日向坂46として頑張っていきたいです」と決意を伝えた。 メンバーからの温かいメッセージを受け、加藤は「本当に幸せ者です」と号泣。8年半の日々を振り返り、青く染まったドームを見渡して「一生の宝物だ。本当にありがとうございます」とほほ笑んだ。