フランス代表指揮官、ホームでの逆転負けに落胆「イタリアの方が上だった」
フランス代表のディディエ・デシャン監督が、UEFAネーションズリーグのイタリア代表戦を振り返ってコメントした。6日付けでイタリアメディア『Football ITALIA』が伝えている。 同試合で開始早々に先制に成功したフランス代表だったが、その後に3失点を喫し1-3で逆転負けを喫した。試合後の取材に応じたデシャン監督は「非常に良いスタートを切り、ゴールを決めてイタリアに良いプレッシャーをかけていた。しかし、高いプレスとインテンシティを維持するのは難しく、前半の段階で身体的に落ち込みが見られた。そしてミスを犯してしまい、それがイタリアの同点ゴールを許すことになった」とコメント。 また「高いプレスを試みることでスペースが生まれ、イタリアの攻撃的な選手たちにそのスペースを突かれてしまった。しっかりとした守備ブロックもなく、非常に難しくなった。イタリアは非常に良い守備をしており、私たちは素晴らしい攻撃的な選手たちを揃えているが、そのスペースを放置すると、逆に痛い目に遭うことになる」とも反省点を口に。 そして「我々が見せたプレーは、常に現実的だったと思う。残念ながら、インテンシティとフィジカルでイタリアの方が上だった」「最初の20分が非常に良かっただけに、その後に光が消えたのが残念だった」と語ったデシャン監督。次戦ベルギー戦(9日)で鬱憤を晴らすことができるのか、注目が集まる。
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