大隅半島初のイオン、鹿屋に今秋オープン 旧プラッセだいわ店跡地 県内7店目
イオン九州(福岡)は14日、鹿児島県鹿屋市白崎町のプラッセだいわ鹿屋店跡地に「イオン鹿屋店(仮称)」を出店すると発表した。大隅半島では初出店となる。開店は秋ごろを予定している。 【写真】イオン出店予定地を地図で確認する
同社によると、敷地面積は約2万6400平方メートルで、イオンでは中規模店舗に当たる。敷地内にある旧プラッセだいわ鹿屋店の建屋の内装、外装を全面的に改装して活用する。 イオン鹿屋店を核店舗としてテナント誘致を進めており、売り場面積などは未定。同社は「大隅半島の交通・産業・経済・文化の拠点として、今後も発展が予定されるエリア。詳細な内容は今後改めてリリースする」と説明している。 イオンは現在、県内では鹿児島、霧島、姶良、奄美の4市に計6店舗ある。 プラッセだいわ鹿屋店は1991年、市の中心部だった北田商店街から約1キロの場所にオープン。3階建てで、大隅半島最大の売り場面積約1万2500平方メートルを誇った。2022年9月に閉店した。
南日本新聞 | 鹿児島
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