「好きなこと1つでも見つけてほしい」パラ金メダルの佐野選手が中学生と交流
チバテレ(千葉テレビ放送)
2024年のパリパラリンピック、ゴールボール男子で金メダルに輝いた、千葉県ゆかりの佐野優人選手が11月8日、芝山町の中学校を訪れ、生徒たちに競技を教えました。 この事業は、障害者スポーツへの理解を深めてもらおうと県が行ったものです。 町立芝山中学校を訪れた佐野選手はまず、中学生で目の難病を発症したことなど自身の生い立ちや、ゴールボールとの出会いについて触れ、生徒たちに「体験を通してゴールボールを知ってもらいたい」と呼びかけました。 佐野選手からボールの投げ方や守備の固め方を教わった生徒たちは、目をつむるなどして視界を遮ったままボールを操る難しさを体験。 その後、代表の生徒たちがアイマスクを装着して本番さながらのゲームに挑戦し、鈴の音などを頼りにボールの位置を予測、普段とは違った感覚に緊張しながらも、一生懸命取り組んでいました。 ゲーム体験した生徒は― 「ちょっと怖かったけど楽しくて鈴の音しか聞こえないから緊張感があった」 生徒は― 「(佐野選手は)技術とか教え方も上手でプロだと感じた」 「めちゃくちゃ筋肉ついていて、(ボールを)投げるの強そうだなと思った」 パリパラリンピック 金メダル 佐野優人 選手 「僕が中学生の頃は何を生きがいにしていたのか、そこまで深いことは考えていなかったが、好きなことが一つでも見つかって熱中できる子が一人でもこの学校から出てくれたらすごくうれしいなと思う」
チバテレ(千葉テレビ放送)