『JUMP:Assemble(ジャンプ アセンブル)』が海外でついにサービス開始!韓国発の新作美少女RPGも―次なるヒット作を探せ!日本未上陸の注目ゲームアプリ3選【2024年3月31日】
KRAFTONがSteamから消えたダンジョンPvPvEこと『Dark and Darker』のスマートフォン版『Dark and Darker Mobile』ベータテストを、4月24日から28日にかけて韓国で実施予定です。 【画像】これは楽しそう!『ドラゴンボール』『ONE PIECE』などが集まる新作MOBA。 同作は公式サイトを見る限り日本版の配信も予定されているようで、新たなモバイル向けのヒット作として注目しています。 PvPvEなタイトルとしては『Escape from Tarkov』が知られていますが、“ファンタジー世界のダンジョン探索”が題材にされている『Dark and Darker』に期待していたファンは多いのではないでしょうか。 もしもベータテストに参加できる機会があれば、ぜひそのプレイレポをお送りしたいところなのですが、まずは今回紹介する『JUMP:Assemble(ジャンプ アセンブル)』を遊んでみたいと思っています。早速、今週の注目作を3選見ていきましょう。 ※本稿では、システム上の関係で簡体字で表記すべき部分もすべて繁体字に置換しています。 ◆『JUMP:Assemble(ジャンプ アセンブル)』 3月28日に日本を除く一部の地域で『JUMP:Assemble(ジャンプ アセンブル)』のサービスが開始となりました。 同作は週刊少年ジャンプの作品である「ドラゴンボール」「ONE PIECE」「NARUTO -ナルト-」「鬼滅の刃」「呪術廻戦」といった、人気作品のキャラクターたちを使用して戦うスマートフォン向けのMOBA。ディー・エヌ・エーと集英社が共同で手掛けているタイトルで、日本展開を望むファンの声が多く見られる一作品です。 これまでアジア圏を中心にクローズドベータテストを重ねてきた本作ですが、この度ついにリリースを迎えることになりました。 香港、台湾、マカオの国々では早速App Storeのランキングにて初登場1位を獲得。中でも台湾は、本作がリリースされるまでの間、恐らく権利的にアウトなジャンプ作品のゲームがランキング上位入りを果たすなど、根強いジャンプ作品人気が以前からうかがえていました。 ベータテスト期間中は欧米圏からのアクセスも殺到しており、公式アカウントが一部の国を対象にベータテストを執り行っている旨を強めにアナウンスするほど注目度は高めです。 今後もグローバルにサービスを拡大していくことが明らかにされていますが、日本での展開については相変わらず未定のまま。また、「MOBA」というジャンルは競技シーンでも人気の高いゲームであることから、eスポーツシーンなどにおいても期待されそうです。 ◆『STRASEED ASNIA TRIGGER(スターシード:アスニアトリガー)』 『JUMP:Assemble』が未上陸となる韓国では、同じ3月28日にCom2uSが新作美少女RPGの『STRASEED ASNIA TRIGGER(スターシード:アスニアトリガー)』をリリースしました。 本作は仮想世界を舞台に、AIの美少女たちと人類の滅亡を阻止するために戦うRPGで、個性豊かな美少女キャラクターたちの育成が楽しめます。キャラクターボイスには日本語も収録され、TapTapを通して韓国版のダウンロードも可能になっています。 Com2uSは、多数のモバイルタイトルを配信している韓国の大手パブリッシャーです。グローバル市場においては『サマナーズウォー』シリーズなどがもっとも知られているところでしょう。 これまで日本市場向けにも数多くのタイトルをリリースしてきており、将来的に『STRASEED ASNIA TRIGGER』が日本上陸を果たする可能性は高いと見られます。 とはいえ、現状日本国内では既に美少女RPGが飽和状態にあって、競合タイトルも多数存在しています。今後、Com2uSがどのような判断を下すのか要注目です。 ◆『Ragnarok V: Returns』 MMORPG『ラグナロクオンライン』で知られる韓国の人気IP『ラグナロク』シリーズ最新作『Ragnarok V: Returns』が、アジアの一部地域と韓国を対象にクローズドベータテストを実施予定です。対応機種はスマートフォン&PCでの展開が予定されています。 現在幾つかのスクリーンショット並びにPVが公開されていますが、MMORPG黄金期を思わせるビジュアルで、一部のユーザーにとっては懐かしさを感じられる仕上がりになっています。 韓国では日本よりもMMOジャンルが文化として根付いている上に、新作モバイル向けMMOも次々と登場します。本作もその中の1つに過ぎないのかもしれませんが、これまで『ラグナロク』というIPの土台を固め続けてきたことは、本国の固定ファンたちに支えられる主要因になりそうなものです。 しかし、残念ながら昨今モバイル向けMMOが大きくヒットを飛ばしている事例はほとんど見られず、シリーズを手がけるGravityとしても、韓国とモバイル向けMMOが人気傾向の中国以外の市場に向けた新作『ラグナロク』配信には、消極的な姿勢が見られます。日本で本作が登場するかも怪しいところでしょう。 Gravityは、今後日本市場に向けたモバイルタイトルとして『女子プロゴルフ ヒロインコレクション』のほか、中国・Inchi Gameと日本国内でのパブリッシング契約を交わした新作RPG『千年の旅』が期待されます。 ただ、日本国内において『ファンタシースターオンライン』『ファイナルファンタジーXI』『メイプルストーリー』らと共に、「MMORPG」というゲームジャンルを広く普及させてきた先駆者的な存在の『ラグナロク』シリーズが、日本向けに新作を全く出さないというのも寂しい話です。
インサイド そりす
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