ウィリアム皇太子の助言は無視？ハリー王子、イギリス帰国時に子どもたちを連れていきたくない「本当の理由」とは？
ハリー王子は5月に英国を訪問する予定だが、ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃からの要請にもかかわらず、子どもたちを連れて行かないのには理由がありそうだ。 【写真】メーガン夫人が主役？微妙な立ち位置を物語る、ハリー王子夫妻の新しいポートレート 2023年5月6日、父親である国王チャールズ3世が即位して以来、ハリー王子は公式にはイギリスに戻っていない。ハリー王子は5月8日、自身が2014年に創設したインヴィクタス・ゲームの10周年を記念して、ロンドンのセントポール大聖堂でスピーチを行う予定だ。 そして数週間前から、様々な憶測が飛び交っている。ハリー王子はひとりで来るのか、それともメーガン夫人とふたりの子ども、アーチーとリリベットを伴って来るのか？ ハリー王子は、ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃との再会は予定しているのだろうか？ ハリー王子にとってがんが特に影響を与えたと言われている。いずれもまだ確認されていないが、ハリー王子が子どもたちをイギリスに連れてこられない具体的な理由があるようだ。 イギリスの『テレグラフ』紙によると、内務省の裁定により、ハリー王子は英国滞在中、日常的な警察の保護を受ける権利がなくなったという。「この決定を覆すことができない限り、ハリー王子は妻のメーガン夫人と子どもたち（4歳のアーチーと2歳のリリベット）を英国に連れてくることはできない」と英紙は伝えている。
「英国は私の故郷」
ハリー王子は、2020年2月にこの決定を行った後、以前と同じ程度の保護を受けられなくなることを知り、法廷に提訴した。「妻と私がこの役割から身を引き、2020年にこの国を去らざるを得ないと感じたことは、私たち双方にとって大きな悲しみです。イギリスは私の故郷です」とハリー王子は述べた。2020年以降、ハリー王子夫妻と2人の子どもたちはカリフォルニア州モンテシートで暮らしている。 先月28日、裁判所は、「その判決内容には法的根拠があり、英国王室内でのハリー王子夫妻の地位の変化によって正当化される」とし、ハリー王子にとって不利な判決を下した。この変化で緊張は和らぎそうにない。
text: Louise Ginies (madame.lefigaro.fr)
