1月は「トランプ新政権」と「日銀の金融政策」に注目【解説:三井住友DSアセットマネジメント株式会社】
本連載は、三井住友DSアセットマネジメント株式会社が提供するデイリーマーケットレポートを転載したものです。
2025年1月の注目イベント
■米国では、20日に大統領就任式が行われ、トランプ氏による新政権が始動します。11月に実施された選挙では上下院とも共和党が過半数を占めたことを受け、減税など米国内外における経済・物価動向を左右する政策の実現性が高まったとも指摘されています。米国の政治動向が引き続き注目されます。 ■23日、24日には、日銀による金融政策決定会合が開催され、「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」が公表されます。日銀は、経済・物価動向が見通しにそった動きになっていることを確認した上で、政策金利を引き上げる可能性が高いと弊社は予想しています。ただし、米国の政治動向などの不透明要因を背景に、利上げの決定が先送りされるリスクには注意を要すると思われます。 ■28日、29日には米連邦準備制度理事会(FRB)による米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されます。12月会合では、FOMCメンバーによる2025年の利下げ回数の予想が4回(9月時点)から2回(利下げ幅は各0.25%と想定)に減少したことなどが注目されました。2025年以降の金融政策を見通す上で、声明文やパウエル議長の記者会見が注目されます。 ※当レポートの閲覧に当たっては【ご注意】をご参照ください(見当たらない場合は関連記事『1月は「トランプ新政権」と「日銀の金融政策」に注目【解説:三井住友DSアセットマネジメント株式会社】』を参照)。 三井住友DSアセットマネジメント株式会社
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