大谷翔平「9試合連続打点」は69年ぶり球団タイ記録で殿堂捕手キャンパネラ以来、レジェンドと同じく同年MVP&ワールドシリーズ優勝なるか
◇25日(日本時間26日)MLB ホワイトソックス3―4ドジャース(シカゴ) ドジャースの大谷翔平選手(29)は、敵地のホワイトソックス戦でリーグトップを独走する24号の先頭打者アーチと決勝タイムリーの右前打を放ち、4打数2安打、2打点だった。 ◆大谷翔平ギリギリ24号…ベースを踏みなおす珍事も【動画】 米野球データアナリストのサラ・ラングスさんらによれば、大谷の「9試合連続打点」は、1955年の『キャンピー』ことロイ・キャンパネラ捕手以来、69年ぶりの単一シーズン球団タイ記録。キャンパネラは69年に殿堂入りした。 1920年に打点が公式記録になって以降だとドジャース史上4人目で、他は24年のエディー・ブラウンと44年のオーギー・ガランが達成している。また、単一シーズンに限らなければ、2011~12年のマット・ケンプも達成している。 55年のキャンパネラは5月30~6月5日の9試合(先発8)で達成。その間は打率3割7分1厘(35打数13安打)、7本塁打、15打点でOPS1・407をたたき出した。 一方の大谷は、直近9試合で打率4割4分1厘(34打数15安打)、本塁打は同じ7本に加えて16打点、OPS1・956とすさまじい数字をたたき出している。 同年のキャンパネラはシーズン123試合に出場し、打率3割1分8厘、32本塁打、107打点で2年ぶり3度目のMVPを獲得。さらに、ヨギ・ベラ捕手を擁するヤンキースとのワールドシリーズ第7戦で二塁打から決勝のホームを踏み、4勝3敗で『最強捕手対決』を制して優勝した。
中日スポーツ