「ツノダがこの活躍を続けたら、レッドブル以外も欲しがる」角田裕毅の見事な仕事ぶりにラルフ・シューマッハ氏が注目|F1
元F1ドライバーのラルフ・シューマッハ氏が、リポーターを務めるドイツ『Sky』を通じて、角田裕毅の活躍ぶりについて言及した。 【動画】角田裕毅が鈴鹿でのピット映像を見て「あいつ!あいつ!」ウィリアムズのスタッフが邪魔だった? 同氏は様々な事象について自身の見解を示しており、同胞の後輩ニコ・ヒュルケンベルグについて、チーム方針とギャップがあるのではと口にした。 「ハースは確かに素晴らしいチームであり、様々な前進が見られる。だがその構造は将来を見据えたものではないだろう」 「若いドライバーにもっと機会を与える必要があるはずだ。オリヴァー・ベアマンのような新人にとって(ハースは)小規模で最適なチームと言える」 ヒュルケンベルグは現在36歳。第2戦から2レース連続で入賞を果たすなど結果を示していることもあり、改めて評価を高めている。キックザウバーを吸収して2026年よりF1に参戦するアウディが、そのヒュルケンベルグに関心を示しているとの報道も。 また、ラルフ・シューマッハ氏にとっては、2021年と2022年にレギュラードライバーだった甥っ子のミックが2シーズン限りでハースから放出されたこともあり、同チームの方針について思うところがあるのかもしれない。
ラルフ・シューマッハ氏は、鈴鹿で見せた角田の活躍ぶりについても印象的だったと述べている。 「ツノダはアストンマーティンとの提携が(2026年から)決まっているホンダにとって魅力的なドライバーだろう。彼がレッドブル以外のチームからも注目されているかどうか、現時点ですべてを把握しているわけではないけどね」 結果的に後日、フェルナンド・アロンソが2026年までアストンマーティンに残留することが決まった。もう一つの枠は未定ながら、実質的なチームトップであるローレンス・ストロールの愛息子ランスが引き続きレギュラードライバーを務める可能性が高いと見られる。 ラルフ氏は「ツノダがこのようなパフォーマンスを続けるようなら、そうなるはずだ。他グループも欲しがるドライバーになる」と続け、角田はレッドブルグループやアストンマーティン以外のチームにとっても、注目の存在になりつつあると説いている。
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