ロッテ・山本が豪ウインターLで武者修行 アジャから後継指名「まずは開幕1軍」
4年目の山本大斗外野手(22)らロッテの5選手が、あす7日からオーストラリア・ウインターリーグに派遣される。シドニー・ブルーソックスに所属し、22日まで試合に出場する予定。 今季イースタン・リーグでは19本塁打、66打点を記録し、2冠を獲得した山本だが、1軍出場は5試合のみで結果を残せなかった。「甘い球を1球で仕留められなかった。そういうところもオーストラリアでの実戦で身に付けたい」と初めての“海外武者修行”に気持ちを高めた。 ファームでは今季限りで引退した井上ともプレー。同じ右の長距離砲から学ぶことは多かった。ロッテでシーズン20本塁打を記録したの日本人選手は19年の井上が最後。その井上から「20本でいいから。お前なら打てるよ」と声をかけられたそうで、“後継者”に指名された。 即戦力として期待される西川史礁(青山学院大)をドラフト1位で指名するなど、外野の定位置争いは激化しそうだが、「誰が入ってきても結果を残してレギュラー争いに食い込むだけだと思っている」と断言。「まずは開幕1軍。そこからどんどん結果を残してずっと1軍でプレーできるようやっていきたい」と力を込めた。