【卓球】60歳・倪夏蓮が国際大会シングルス2度目のV!男子シングルスはグナナセカランが初優勝
3月19~21日にかけて、レバノンの首都ベイルートで開催された国際大会・WTTフィーダー ベイルート。男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルスの5種目で頂点が争われ、全種目で優勝者が決定した。 〈男子シングルス〉 優勝:グナナセカラン(インド) 準優勝:タッカル(インド) 3位:荘智淵(チャイニーズタイペイ)、安宰賢(韓国) 男子シングルスでは、準決勝で第1シードの荘智淵(チャイニーズタイペイ)を退けたグナナセカラン(インド)がWTTシングルス初優勝に輝いた。 準決勝で安宰賢(韓国)を退けて波に乗るタッカル(インド)との同士討ちとなった決勝は、ゲームカウント1-1で迎えた3ゲーム目を苦しみながらも奪取。続く4ゲーム目は序盤からアグレッシブな攻撃が冴え、ラリー戦でも主導権を渡さず11-4で勝利。WTTフィーダーシリーズ男子シングルス初のタイトル獲得となった。 〈女子シングルス〉 優勝:倪夏蓮(ルクセンブルク) 準優勝:徐孝元(韓国) 3位:陳思羽(チャイニーズタイペイ)、杜凱栞(香港) 女子シングルスは60歳のレジェンド・倪夏蓮(ルクセンブルク)が優勝。昨年行われたWTTフィーダーハビージョフ大会に続くWTTシングルス2度目のタイトルを獲得した。 倪夏蓮は準々決勝でフォア表ソフト・バックアンチのA.ムケルジ(インド)、準決勝ではハードヒッターの陳思羽(チャイニーズタイペイ)をそれぞれストレートで完封。カットの徐孝元(韓国)との決勝では、コースの読みにくいカット打ちで相手を翻弄し、少しでもあまくなったボールは徐孝元のミドルへすかさず強打を打ち込むなど、巧みな試合運びを見せてストレートで勝利を収めた。 なお、各種目入賞者は下記のとおり。 〈男子ダブルス〉 優勝:カンポス/ペレイラ(キューバ) 準優勝:タッカル/シャー(インド) 3位:スラヴァジュラ/チャンドラ(インド)、シャムス/ファラジ(イラン) 〈女子ダブルス〉 優勝:杜凱栞/朱成竹(香港) 準優勝:マンツ/ルプレスク(ドイツ/セルビア) 3位:A.ムケルジ/バイシャ、アクラ/チターレ(ともにインド) 〈混合ダブルス〉 優勝:シャー/チターレ(インド) 準優勝:タッカル/カマス(インド) 3位:ギュンデュツ/アルティンカヤ(トルコ)、パル/バイシャ(インド)