「君ソム」聖地で天体観測 七尾高などで星空観望会 生徒が望遠鏡を紹介
七尾市のふれあいセンター山びこ荘の星空観望会(北國新聞社後援)は11、12日、七尾高と七尾コロサスキー場で開かれ、親子31人が月や流星群を観察した。今年は漫画「君は放課後インソムニア」の「聖地」でもある七尾高天体観測室の見学を初めてプログラムに組み込み、参加者は作品の世界観も満喫した。 七尾高にあるドーム型の天体観測室ではスーパーサイエンスクラブ天文班の生徒3人が漫画にも登場した天体望遠鏡を紹介した。親子は望遠鏡をのぞき込み、おとめ座の1等星「スピカ」や月のクレーターなどを確かめた。 スピカの方角に望遠鏡を向けるため、ドームが回転し始めると、子どもたちから歓声が上がった。 七尾コロサスキー場のゲレンデでは11日午後11時20分から約1時間半、ペルセウス座流星群を眺め、夏の天体ショーを楽しんだ。