二本松市の東北サファリパークで飼育員がライオンに襲われて死亡した事故で、警察は責任者とスタッフの複数人を書類送検しました。 ２０２３年９月、東北サファリパークで、飼育員の男性（５３）がおりの中でライオンに襲われて死亡しました。 警察は、９日付で東北サファリパークの責任者とスタッフの複数人を、業務上過失致死の疑いで書類送検しました。 死亡した男性は、ライオンにえさを与えるときに扉を閉め忘れたことで、襲われたとみられています。 そのため、サファリパークは、飼育員側と動物側の両方の扉を閉め、ライオンがいないおりの中に鉄格子の隙間からえさを入れることなどを盛り込んだ、再発防止計画書を県に提出。 警察は、事故当時の管理体制や注意義務違反があったかなどについて調べていました。