【すかがわ空想フェス2024】円谷英二の遺した「空想の力」が弾ける!
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■空想ミーティング 第1部の「怪獣マエストロと空想」では、円谷プロの造形師・品田冬樹が、円谷プロダクション創業者・円谷英二の「空想の力」の魅力とともに、造形師の仕事について語った。 また、「空想作品募集」応募作品の講評や、一般来場者からの質問を交えながらの手がけた造形の仕事についても語られた。 第2部の「空想をめぐる対談」では、「ほぼ日刊イトイ新聞」や「ほぼ日の學校」などを通じて様々なコンテンツの企画、開発を手掛ける糸井重里と、歴史を面白く学ぶ「コテンラジオ」を配信する深井龍之介が、空想をテーマに様々なトークを展開。 糸井さんは、概念やイメージは「空想」とニアリーイコールと語り、他者との向き合い方や社会を形作る「思いやり」も「空想」が関係しているとコメント。深井さんは自身が学んでいる歴史は、「空想」から研究を進めることが多い学問なのではないかと語り、日本史や仕事をしているうえでの出来事で分かりやすい例を交えながら「空想」を考えることができるトークを広げた。 ■空想シアター 『ウルトラマン』第15話「恐怖の宇宙線」上映会と、クリエイティブディレクターの箭内道彦さんをゲストに「空想」をテーマにした無料のトークイベントが開催された。福島県郡山市出身の箭内さんは、「円谷英二監督という偉大なクリエイターが、自分と同じ福島の空気で生まれ育ったという事実がうれしい」と、福島県への愛を存分に語った。 また、今回のモデレーターで特撮ファンとして知られるミュージシャン、タカハシヒョウリさんと雑学を交えて「恐怖の宇宙線」や怪獣「ガヴァドン」の魅力を語り、空想に想いを馳せるトークを展開した。 いかがだっただろうか。かつて、家の近くのお寺の木に登り、空を見上げて飛行機乗りになることを夢見ていたといわれる円谷英二。彼の活動の源泉である「空想の力」は、今も故郷である須賀川の地に息づいているようだ。 (C)円谷プロ
アニメージュプラス 編集部