幻想的 夜の紅葉狩り 雲仙・小浜 「三十路苑」
紅葉の名所として知られる長崎県雲仙市小浜町の個人庭園「三十路(みそじ)苑」が22日、一般開放された。日没後はライトアップで赤、黄、緑の葉が浮かび上がり、幻想的な紅葉狩りを楽しめる。12月3日ごろまで。 庭園は約8千坪。苑主の松尾親助さんが40年以上前から、約千本のイロハカエデを植えて育てている。 昨年に続いて訪れた大村市原口町の女性パート職員(36)は「今年はまだ早かったかなと思うけれど、お庭自体がきれい」と光に彩られた庭園を眺めながら笑顔で話した。 松尾さんは「11月まで気温が高かった上に雨が少ない。もう少し冷え込めば色づくだろう」と期待を込めた。 入場時間は午前9時~午後9時。ライトアップは同9時半まで。料金は高校生以上600円、中学生以下無料。