SKY-HIも絶賛した【MAZZEL・RAN】オーディションを振り返る
RANというアーティストは不思議なヒトだ。かのSKY-HI 社長に「王者の風格がある」と言わしめる才能とオーラを持ちながら、普段は穏やかで寡黙。ひと一倍落ち着きがあって、周りをよく見ている。「人見知りなんです」と語る表情は逆に人懐っこく、子犬のような可愛げすらこぼれる。かと思えば、ひとたびステージに立つと、度肝をぬくバチバチのダンスで私たちを魅了する。まるで、過去の挫折や苦脳をも味方につけるように。何層にも重なった“RANという魅力” を愛で、のぞいてみよう。 【MAZZEL】RANの色っぽな姿も見逃せない♡
「THE FIRST」のときは、ただただガムシャラだった
MAZZELとしてデビューして1年。あっという間でしたが、ひとつひとつの経験が繊細に記憶に残っています。オーディションのときとはまた違って、いろいろなことを学ばせてもらっています。『ViVi』さんの「国宝級イケメンランキング」にランクインしたことも、印象的な経験のひとつで。そうやって注目していただけて、すごくありがたいんですが、実を言うと僕は自分の見た目を意識し始めたのが高校生になってからで。自分のみせ方が分からない時期のほうが長かったので、「イケメン」とか言われるとリアクションに少し困ります(笑)。事務所の社長(SKY-HIさん)に「お、国宝級!」と言われたときも、「そちらこそ」と返してしまいました。そこは、自分のみせ方を確立できている人たちから学びたいですね。
僕は「THE FIRST」と「MISSIONx2」の2つのオーディションを経験しているんですが、「THE FIRST」のときはすべてが未知だったので、ただただガムシャラで、何も考える余裕はなかったんです。でもそこから事務所に入って、トレーニーとしてお仕事も経験させていただいて、いい意味で落ち着きが生まれました。それもあって「MISSIONx2」のオーディションのときも、そしてそれに受かってデビューしてからも、今度はいろいろ考えながらガムシャラに来られた、という感じですね。今はまだしばらくこのガムシャラさで前に向かって走り続けたいな、という思いが一番です。